2024.02.01イベント・セミナー
日本てんかん外科学会は、「協奏するてんかん外科 -concerto and competition」をテーマに協議する場です。
楽用語での協奏 (コンチェルト concerto) は、オーケストラによる交響曲 (symphony) のようにみんなで仲良く、という意味ではありません。直訳は「競争」であり、声楽群や楽器群といった複数のグループが掛け合い、絡み合い、競争しあうものだったようです。また、協奏曲ではバイオリン協奏曲やピアノ協奏曲と言われるように、オーケストラは独奏楽器によるソロ演奏を引き立てる役に徹します。しかも、独奏楽器が伴奏無しで音楽を奏でるカデンツァというパートがあります。では、てんかん外科治療におけるソロ演奏者とは誰か?外科医ではありません、患者さんです。
あくまでも患者さん中心であることが重要ということを示唆し、めざましい進歩や多様化を示しているてんかん外科(医)のあり方をもう一度よく考える機会として開催をしております。
nanacaraブースでは、nanacaraサポーターの取り組み、nanacara for Doctorの浸透、遠隔診療nana-medi(ナナメディ)についてブースを出し、先生方のご意見をいただき、地域医療の発展や生活環境への向上につながる輪を広めて参ります。