2026.07.17

お知らせ

ノックオンザドア(株)、設立8周年 患者/本人・ご家族と共に創る難病支援プラットフォームを、次のステージへ

nanacara

てんかん発作・服薬記録アプリ「nanacara」で培った共同化・共創の経験をもとに、企業・行政・自治体・医療機関等と共に、難病領域の新たな解決方法を創り続けます。

ノックオンザドア株式会社(スギ薬局グループ、本社:東京都千代田区、代表取締役:林 泰臣、以下「ノックオンザドア」)は、2026年7月18日に設立8周年を迎えます。

ノックオンザドア(株)、設立8周年 患者/本人・ご家族と共に創る難病支援プラットフォームを、次のステージへ

ノックオンザドアは、難病の患者・ご家族が日々抱える不安や困りごとに対し、患者・ご家族、医師、薬剤師、医療者、患者会、企業、行政・自治体などの関係者と共に、PHR(Personal Health Record)を含むIT・デジタルの力を活かした解決方法を創ることに取り組んできました。
この取り組みを、ノックオンザドアは「難病支援プラットフォーム」と捉えています。
それは、単に記録や業務をデジタル化することではありません。
患者・ご家族の声を起点に、医師・医療者と共に仕組みを創り、診療、服薬支援、暮らし、ケアの現場で実際に使われる形へ育てていくことです。
てんかん領域では、患者・ご家族と医師の声から生まれた、てんかん発作・服薬記録アプリ「nanacara」を提供しています。nanacaraは、日々のてんかん発作や服薬、体調の変化を記録し、診療時の振り返りや医師との情報共有に活用できるアプリです。
また、患者・ご家族から寄せられた「nanacaraに記録した情報を診療時に医師へ共有したい」という声を受け、医師と共に、診療の場で使いやすい情報の見せ方やUI/UXを検討し、医療機関向けサービス「nanacara for Doctor」を開発してきました。
2026年7月、nanacara for Doctorは全国300医療機関への導入に到達しました。
設立8周年を機に、ノックオンザドアは、てんかん領域での取り組みをさらに深化させるとともに、高齢者・認知症領域、その他の難病・希少疾患領域、将来的には海外を含む課題解決にも、nanacaraで培った共同化・共創の経験を広げていきます。

長く共に歩むからこそ見えてくる、不安や困りごとの変化

難病の患者・ご家族が抱える不安や困りごとは、一度聞けばすべてが見えるものではありません。
患者の成長やご家族のライフステージ、医療技術やデジタル技術の進化、社会制度や地域環境の変化によって、課題は少しずつ形を変えていきます。
ノックオンザドアは、患者・ご家族と長く共に歩む中で、そうした変化を聞き続けてきました。
その場限りのヒアリングやインタビューではなく、時間の経過とともに変わっていく不安や困りごとを受け止め、今必要な仕組みを関係者と共に創ること。
それが、ノックオンザドアが大切にしてきた「共同化・共創」です。

ノックオンザドア(株)、設立8周年 患者/本人・ご家族と共に創る難病支援プラットフォームを、次のステージへ

▲難病患者・ご家族の時間経過と共に変化する不安や課題

“不安”を安心して話せる場所へ。共同化・共創が現場に表れた言葉

医療情報誌の取材で、nanacara薬局を利用する患者ご家族から、次のような言葉をいただきました。
「nanacara薬局は、“不安”を安心して話せる場所です」
この言葉は、単に相談しやすい薬局ができたということだけではありません。
患者・ご家族が日々抱える不安を言葉にできること。
その声を薬剤師や医療者が受け止め、必要な情報や支援につなげること。
さらに、その声を次のサービス改善や新しい仕組みづくりに活かしていくこと。
ノックオンザドアが8年間積み重ねてきた共同化・共創が、少しずつ現場に表れ始めた一つの証だと受け止めています。

ノックオンザドア(株)、設立8周年 患者/本人・ご家族と共に創る難病支援プラットフォームを、次のステージへ

▲学校行事について薬剤師に相談する患者・ご家族

nanacara for Doctor、2026年7月に全国300医療機関へ導入 患者・ご家族の声から生まれた仕組み

nanacara for Doctorの広がりは、ノックオンザドアが大切にしてきた共同化・共創の一つの象徴です。
nanacaraは、患者・ご家族が日々のてんかん発作や服薬を記録するアプリとして始まりました。
利用者が広がる中で、患者・ご家族から「この記録を診療時に医師へ共有したい」という声が寄せられるようになりました。その声を受け、ノックオンザドアは医師と共に、限られた診療時間でも患者・ご家族の生活や発作の状況をより深く理解できるよう、nanacara for Doctorを開発してきました。
さらに、患者・ご家族が医療機関に利用を勧めてくださったことも、普及の大きな力になりました。患者・ご家族の声を起点に、医師と共に診療の場で使える仕組みを創り、患者・ご家族自身もその広がりを後押ししてくださる。 その積み重ねの結果として、nanacara for Doctorは2026年7月、全国300医療機関への導入に到達しました。
患者・ご家族が記録したPHR(Personal Health Record)を、診療の場で医師と共有し、対話や診療判断を支える情報として活用していく。
nanacara for Doctorの広がりは、難病領域におけるPHR活用の一つの形でもあります。

ノックオンザドア(株)、設立8周年 患者/本人・ご家族と共に創る難病支援プラットフォームを、次のステージへ

記録のデジタル化から、診療体験の変化へ

nanacaraの歩みは、患者・ご家族が紙やメモで残していた、てんかん発作や服薬の記録を、アプリで記録できるようにすることから始まりました。
これは、紙の記録をデジタルに置き換える「デジタイゼーション」の一歩でした。
その後、患者・ご家族から「この記録を診療時に医師へ共有したい」という声が寄せられ、nanacara for Doctorが生まれました。
nanacara for Doctorによって、患者・ご家族の日々の記録は、医師との対話や診療判断を支える情報へと変化しています。
これは、単なる記録のデジタル化にとどまらず、診療体験そのものを少しずつ変える「デジタライゼーション」の取り組みでもあります。
ノックオンザドアは今後も、患者・ご家族の声を起点に、IT・デジタルの仕組みを実際の診療や服薬支援、暮らしの中で使われる形へ育てていきます。

ノックオンザドア(株)、設立8周年 患者/本人・ご家族と共に創る難病支援プラットフォームを、次のステージへ

▲nanacaraのDXへの挑戦

nanacaraで培った経験を、高齢者・認知症領域、新たな難病領域、海外へ

nanacaraで培ってきた経験は、てんかん領域だけに閉じるものではありません。患者・ご家族の声を聞き、医師・医療者と共に受け止め、IT・デジタルの仕組みとしてカタチにしていくこと。
使いながらさらに声を聞き、改善を重ねていくこと。
その経験は、高齢者・認知症領域、その他の難病・希少疾患領域にも活かせるものだと考えています。
ノックオンザドアは、高齢者・認知症領域では「ワタシテ」を通じて、ご本人の人生史や好み、日々の記録をご家族や支援者と共有し、その人らしい暮らしやケアにつなげる取り組みを進めています。

ノックオンザドア(株)、設立8周年 患者/本人・ご家族と共に創る難病支援プラットフォームを、次のステージへ

▲認知症ご本人中心の情報共有プラットフォーム「ワタシテ」

10周年に向けて、ノックオンザドアは、患者/本人・ご家族の声を起点に、医師・医療者、企業、行政・自治体、地域の関係者と共に、IT・デジタルの力を活かした新しい解決方法を創り続けてまいります。また将来的には、患者/本人・ご家族や関係者の皆様と共に、海外を含む課題解決にも挑戦していきたいと考えています。

代表コメント ノックオンザドア株式会社 代表取締役 林 泰臣(はやし ひろおみ)

設立8周年を迎えるにあたり、これまでノックオンザドアと共に歩んでくださった患者/本人・ご家族、医師、医療者、患者会、パートナーの皆様に、心より感謝申し上げます。
私たちがこの8年間で大切にしてきたことは、患者/本人・ご家族、そして医師をはじめとする医療者の皆様に実際にお会いし、お話を聞くことです。
患者/本人・ご家族の困りごとは、時間とともに変化します。お子様の成長、進学、就労、地域での暮らし、制度や社会環境とのギャップ。そうした変化の種は、実際にお会いしてお話を聞くことでしか見えてこないと感じています。
患者/本人・ご家族からいただいた「“不安”を安心して話せる場所」という言葉は、私たちにとって非常に大切な言葉です。これは、私たちだけの力で生まれたものではありません。
患者/本人・ご家族がそばにいて、日々の小さな不安や困りごとを伝えてくださったからこそ、私たちは一つひとつ改善を重ねてこられました。
nanacara for Doctorの導入が全国300医療機関に広がったことは、患者・ご家族の日々の記録が、診療の場につながる環境が少しずつ広がっていることを示すものだと考えています。
10周年に向けて、私たちはこれからも、患者/本人・ご家族の声を起点に、医師、医療者、企業、行政・自治体、地域の皆様と共に、難病の患者・ご家族が抱える不安や困りごとの解決方法を創ってまいります。
そして将来的には、患者/本人・ご家族や関係者の皆様と共に、海外を含む課題解決にも挑戦していきたいと考えています。
引き続き、率直な声やご意見をお寄せいただければ幸いです。

難病領域に取り組む企業・行政・自治体・医療機関等の皆様へ

難病領域で新しい取り組みを始めようとするとき、患者/本人・ご家族の声をどのように聞き、医師・医療者とどのように検証し、実際に使われる仕組みにどう落とし込むかは、大きな課題です。
医学的知見や研究、医薬品、医療機器の開発だけでは解決しきれない、患者/本人・ご家族の日々の不安や困りごとがあります。
PHR(Personal Health Record)や医療DXへの関心が高まる中で、難病領域においては、患者/本人・ご家族が日々記録する情報を、どのように医師・医療者との対話や支援につなげるかが重要になります。
その声を聞き続け、医師・医療者と共に検証し、IT・デジタルの仕組みとして実装すること。
ノックオンザドアはその役割を担う企業として、てんかん、認知症・高齢者領域に加え、新たな難病・希少疾患領域、海外を含む課題解決に取り組んでいきます。
そのような難病支援プラットフォームに共に取り組みたい企業、行政・自治体、医療機関、研究者、患者会・コミュニティの皆様は、ぜひノックオンザドアまでお問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://knockonthedoor.jp/contact/
メールアドレス:info@knockonthedoor.jp

nanacaraについて

nanacaraは、患者・ご家族とてんかん専門医の声から生まれた、てんかん発作・服薬記録アプリです。日々のてんかん発作や服薬、体調の変化を記録し、診療時の振り返りや医師との情報共有に活用できます。
https://nanacara.jp/

nanacara for Doctorについて

nanacara for Doctorは、患者・ご家族がnanacaraに記録したてんかん発作や服薬の情報を医師と共有し、よりよい診療につなげる医療機関向けサービスです。患者・ご家族の日々の記録を診療の場で確認できることで、限られた診療時間の中でも、生活に近い情報をもとにしたコミュニケーションを支えます。
https://nanacara.jp/fordoctor/

nana-mediについて

nana-mediは、地域や状況にかかわらず、てんかん専門医の診療や、てんかんに詳しい薬剤師による服薬指導につながることを目指す、オンライン診療・オンライン服薬指導サービスです。
https://nanacara.jp/nana-medi/

nanacara薬局について

nanacara薬局は、「てんかん」の患者・ご家族に寄り添う薬剤師がいる薬局です。てんかん専門医や福祉関係者に加え、てんかん領域に理解のある薬剤師が患者・ご家族を支える新たなプレイヤーとなることで、より良い療養環境づくりを目指しています。
https://nanacara.jp/pharmacy/

ワタシテについて

ワタシテは、ご高齢の方や認知症のある方の、これまでの歩みや大切にしていること、日々の体調や暮らしの様子を記録・共有することで、その人に合ったコミュニケーションにつなげ、地域で自分らしく暮らし続けることを支える情報共有プラットフォームです。
https://watashite.site/

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