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てんかん住まいと暮らしの工夫 日常に​少しサポートが​必要な​Fさん家​


リード文


(1)暮らしやすさをつくる、住まいの工夫 てんかんのある方とご家族が暮らす住まいには、それぞれの暮らしに合わせた工夫があります。今回は、普段なかなか知る機会のない、他のご家庭の住まいや暮らしの工夫をインタビュー。家具の配置や身近なグッズの活用など、安心・快適に暮らすためのアイデアをご紹介します。​


(2)プロフィール 家族構成:母、​弟、​患者​ お話をお伺いした方:母 患者の年齢:19歳 診断名:急性脳症後てんかん 発作頻度:ほぼ毎日​ ​住まい:マンション


(3)特別支援学校を​卒業し、​現在は​生活介護と​就労継続支援B型に​通っています。​息子は、​感情コントロールが​やや​苦手ですが、​支えなしでしっかり​歩けて​外出をすることも​大好きです。​​​


(4)家の中の工夫 チャイルドロック付玄関扉 窓を目隠しするカーテン 鍵付き窓レバー 扉に​防音スポンジ​


(5)チャイルドロック付玄関扉 その​日の​気分に​よって、​怒りに​任せて​外に​飛び出してしまうこともあります。​玄関の​鍵は​チャイルドロックが​付いており、​鍵を​開ける​時は​押し込むように​して​回さない​と開かないので、​本人は​一人で​開ける​ことができません。​元々​備わっていた​設備ですが​とても​助かっています。


(6)窓を目隠しするカーテン その​日の​気分に​よって、​怒りに​任せて​外に​飛び出してしまうこともあります。寝室の​障子窓に​突っ張り棒を​つけて、​カーテンを​取り付けました。カーテンの​向こうに​窓が​ありますが、​こうする​ことで​本人は​窓が​ある​ことを​認識していないので、​危険な​行動も​予防できています。


(7)発作対応しやすい​脱衣所 疾患の​特性上、​浴室内での​発作が​起きやすいので、​脱衣所へ​移動しやすいように​お風呂の​ドアは​引き戸を​選びました。​


(8)発作対応しやすい​脱衣所 お風呂から​あがった後、​すぐに​体を​包めるように​タオルを​広げて​準備してから​お風呂に​入ります。​発作時に、​発作開始時間と​経過時間を​測れるように​タオルの​側に​スマートウォッチも​置いています。


(9)壊れた​スイッチカバー 自宅中の​スイッチや​コンセントカバーは​兄弟が​ことごとく​剥が​してしまいました・・・​次家を​作る​機会が​あったら、​手の​届かない​場所に​まとめて​設置したいですね。


(10)暮らしの工夫 義家族の​協力 母一人で​双子の​見守り あえて​分けた​寝室 テーブル周りのケガ予防


(11)義家族の​協力 かつては​昼寝の​影響で​23:00~24:00まで​起きている​ことや、​深夜2:00~3:00に​覚醒して​活動してしまうことが​あり、​親の​睡眠不足が​深刻でした​。​今では​隣に​住む義父・義母・義姉との​密な​連携を​取り、​母以外にも​常に​誰かが​双子の​お世話を​手伝えるように​スケジュールを​調整しています。


(12)「好き」を​活かす習慣づくり 息子は​自分の​好きな​ものの​絵を​書いて​もらうことが​大好きです。「朝の​準備が​終わったら、​好きな​絵を​描いてあげるよ」と​伝えるようになってから、​自分から​身支度を​進められるようになりました。​また、​描いて​ほしい​ものを​リクエストするなど、​言葉数も​増えてきました。​


(13)自立へ​向けた​声掛け 高校卒業を​機に、​生活の​中でも​息子の​自立を​意識するようになりました。​これまで​手伝っていた​朝の​洗顔や​歯磨きも、​『大人だから​できるよね』と​声を​かけると、​『自分で​やる』と​言うように。​つい​先回りして​手伝い​そうになりますが、​できるだけ本人の​意思を​聞き、​尊重するように​しています。​​


(14)nanacaraスタッフの感想 もともと備わっていた設備を上手に活かしたり、身近なものを少し工夫したりと、今の住まいで安心して暮らすためのヒントがたくさんありました!暮らしの面では、息子さんの気持ちを大切にしながら、自分でできることを少しずつ増やしていく関わり方がとても素敵でした!貴重なお話をありがとうございました。​


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