てんかん発作・お薬管理アプリ


(1)当時、脳梁離断を積極的に行う県外の病院では、県外患者の受け入れ例が少なく、最初の2回の電話では受診を断られてしまいました。
(2)手術を目前に控えたある日、娘宛てに大きな段ボールが届きました。
(3)箱を開けた瞬間、鮮やかな色彩が目に飛び込んできました。大量の、千羽鶴でした。
(4)ブログで不安を吐露していた私を心配し、読者や仲間のお母さんたちが、全国から「がんばれ」のエールと共に3000羽もの折り鶴を折って送ってくれたのです。
(5)一つひとつの鶴に込められた温かい思いに触れた時、張り詰めていた気持ちがフッとゆるみ涙がポロポロとこぼれ落ちました。決して一人じゃないのだと。
(6)そして、いよいよ手術当日。
(7)病室を出る準備もあり朝から慌ただしく時間が過ぎていき、あっという間に手術の時間になりました。
(8)ストレッチャーに乗せられた1歳の娘はこれから何が始まるのか分からずキョトンとしていました。
(9)「行ってくるね〜」と、明るい看護師さんと一緒に私へ手を振りその小さな体が、重厚な鉄の扉の向こうへと吸い込まれていきます。
(10)『脳にメスを入れる大手術。この子が受けたいと言ったわけじゃない…。本人が望んでいるか分からないのに、私の意思で受けさせてしまって本当によかったのだろうか…。』
(11)ガシャン、と重い音を立てて扉が閉まった瞬間。
(12)私は廊下にへたり込み、声を上げて大泣きしてしまったのです。
(13)プロフィール 患児年齢:13歳(現在) 診断名:ウエスト症候群 医療的ケア:なし 服用中のお薬:オスポロット ガバペン