てんかん発作・お薬管理アプリ


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(1)暮らしやすさをつくる、住まいの工夫 てんかんのある方とご家族が暮らす住まいには、それぞれの暮らしに合わせた工夫があります。今回は、普段なかなか知る機会のない、他のご家庭の住まいや暮らしの工夫をインタビュー。家具の配置や身近なグッズの活用など、安心・快適に暮らすためのアイデアをご紹介します。
(2)家族構成:母、妹、患者(兄) お話をお伺いした方:58歳 診断名:脳出血後の遷延性意識障害 発作頻度:ほぼ毎日 住まい:一軒家元々本人が住んでいた一軒家を改装して暮らしています
(3)Bさんについて 15年前に発症した脳出血により、遷延性意識障害による四肢麻痺があります。日常生活は全介助が必要で、意思疎通や発語は困難ですが声がけは聞こえています。てんかん発作の形としては、眼球異常(眼振や見開き)があります。
(4)家の中の工夫 キャスター付きベッド ベッド横のシンク 天井走行式リフト 車いす用電動昇降機
(5)キャスター付きベッド ベッドにはキャスターがついており普段からロックはかけず、TVが見やすい位置に動かしたり、車椅子からベッドへの移乗の際にその都度動かせるようにしています。
(6)ベッド横のシンク 兄の介護が必要になってから、ベッドの側にケア用品を洗浄するための小さなシンクを取り付けました。その都度リビングまで行かなくて済むため、とても便利です。
(7)天井走行式リフト 車椅子からベッドへの移乗は室内に設置した天井走行式リフトを利用しています。
(8)天井走行式リフト こちらは介護保険でレンタルしているものです。リフトを利用する際は車椅子をリフトの下にセットして安全に気をつけて使用しています。
(9)車いす用電動昇降機 車椅子のままリビングから車に移動できるよう、部屋の外に電動昇降機を設置しました。
(10)車いす用電動昇降機 電動昇降機を下ろすと駐車場の車の隣に到着し、車に乗せやすい位置です。デイサービスへの移動やお出かけで車はよく利用します。
(11)車いす用電動昇降機 車椅子が通れるようにリビングの窓を2枚式から3枚式のものへ変えました。これで車椅子の幅分、窓が開くのでスムーズに移動ができるようになりました!
(12)暮らしの工夫 上手に負担を減らす 日々の食事
(13)上手に負担を減らす 毎日のサポートは、やることが沢山。その中で介護者側の負担を減らす工夫をしています。完璧じゃなくても大丈夫! ・家の中で着ている前開きのシャツは、ボタンを閉めない ・目薬など遮光が必要ないものは袋にしまわず、すぐに使える状態で置いておく
(14)日々の食事 胃瘻を使って食事をしていますが、市販のペースト食だけでなく、生野菜をブレンダーにかけたり、食後にコーヒーを注入したりと、「私たちと同じものを食べる楽しみ」を意識しています。野菜を食べると便の状態が良くなるので毎食昼食には必ず摂取するようにしています。
(15)nanacaraスタッフの感想 介護用品を上手に取り入れながら、お兄さまが安心して過ごせることはもちろん、ご家族の負担も軽くなるよう工夫されていることが印象的でした。また、妹さんはお兄さまの入院中にヘルパーの資格を取得し、看護師さんに教わりながら退院後の生活を支える準備をされていたそうです。サポートを続けていくための工夫と、ご兄妹で一緒に過ごす時間のどちらも大切にされていることが、とても素敵だと感じました。